<採用は日鉄SGワイヤ株式会社からご応募ください。>
Interview
社員インタビュー

技術職・6年目

製造本部
技術開発部
技術開発グループ
関 勇太
Yuta Seki
Profile
大学の機械学科を卒業後、2015年に日鉄SGワイヤ(株)に入社。
入社導入研修後、鈴木住電ステンレス(株)に出向。技術開発部技術開発グループに配属。
好きな事に関わりながら、社会に貢献したかった
―――現在の仕事内容を教えてください。
部署の名前通り、ステンレス鋼線の製造・開発に関わる一連の業務を担当しています。具体的には素材であるステンレス鋼線材を加工し、特性を加えて、お客様の要望に合ったステンレス鋼線に仕上げることが主な仕事です。その他には、工場で発生した製品の不具合に対する原因を解明することも役割ですね。
主な取引相手は、当社の材料を加工して自動車に使用されるバネや、住宅に使用されるネジ、金網等を製造されるメーカー様。「加工しやすいものが欲しい」「硬度の高いものが欲しい」「光沢のあるものが欲しい」など、用途に応じた様々な要望をいただくので、その要望を叶えるために、どの様な製造条件・工程を経てそれを実現することができるか、日々、みんなで知恵を絞っています。元となるステンレス鋼線材に、いかに味付けをするかというところが私たちの腕の見せ所です。

―――日鉄SGワイヤ(株)に入社した理由は?
もともと車やバイクが好きだったので、好きな事に関わりながら且つ社会貢献ができそうな会社を探していました。エンジンを構成する重要な部品のひとつに、バルブスプリングという製品があるのですが、日鉄SGワイヤ(株)グループは、その素材となるオイルテンパー線のシェアが世界№1と知り、興味を持ちました。
狙い通りの鋼線ができると面白い
―――入社後に感じたことは?
入社前は、ワイヤーに対する知識は無いに等しく単純なものだろうと思っていました。ですが実際の業務に携わってみて、ステンレス鋼線を構成するニッケル等様々な成分の違い、また製造工程を変える事によって多種多様なステンレス鋼線を作る事ができると知り「こんなに奥が深いのか」と感動しました。

―――やりがいを感じる瞬間は?
「こうやればうまく作れるだろう」という仮説を立てて、狙い通りに出来上がった瞬間には面白さを感じますね。もちろん、上手くいかなかったときはすごく悔しいです。あと、たくさんの試験を積み重ねた末に、真の不具合原因をつきとめた時は、心の中で「やった!」と思います。
―――仕事に対して意見や提案のできる場はありますか?
週に一回、前週の業務について報告するミーティングがあるのですが、これは仕事について気になっていることや考えていることを相談できる良い場になっていると思います。経験の浅い私でも、新たな生産方法の導入を提案したことがあります。ミーティングと言っても気軽に話せるような雰囲気で、同じ部の部長なども出席するのですが、ガチガチにかしこまって…という感じは全くないです。
ひとりで仕事を抱えこむということがまずないです。対等に話し、問題を共有しながら解決していくということを重んじている職場なので、上から一方的に指示されるだけ、ということはありません。むしろ上司から「この件、どう思うかな?」って聞いてくるくらい風通しが良く、働きやすい環境だと思います。
―――プライベートの時間は確保できていますか?
GW、お盆や正月などには工場稼働が10日間程度連続して停止しますので、私達もそれに合わせて休みが取れます。社会人にしてはまとまった休みが取れている印象です。おかげで旅行にも行きやすいですし、趣味のドライブやスノーボードを楽しむ事ができて、リフレッシュはしやすいと感じています。